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【住まい】引っ越し先の間取りの決め方

引越し先の間取りを探してみると1Rや1K・1LDKなど色々な文字が出てきて、初めて見る方には間取りがイメージしにくいかと思います。

この記事では間取り表記の読み方から選択基準まで丁寧に紹介します!

■この記事で紹介するポイント

 1.間取りの基本

 2.間取りと専有面積の関係

 3.間取りを決めるための最重要ポイント

1.間取りの基本

まず間取りの見方について説明します。

1LDKを例にみると、この文字列は各部屋やスペースの頭文字をとって明記しています。

1 → 主に寝室に使われる独立した部屋の数

L → リビング(テレビやソファーを置いてくつろぐスペース)

D → ダイニング(食事をするスペース)

K → キッチン(料理をするスペース)

その他には小さな住戸に1Rがあり、これは分解せずに読みます。

1R → キッチンと洋室が一体になった間取り

部屋探しの間取りをチェックする時には、この頭文字の意味を理解しながら部屋をイメージするとおよそ部屋の大きさがわかってきます♪

 

2.間取りと専有面積の関係

間取りと同じくらい注目してほしいのは“専有面積”です。

専有面積とは借りる部屋の総面積のことで、間取りにはそれぞれ適した専有面積が存在します。間取りが多くても、専有面積が小さいとそれぞれの部屋が小さくなってしまいます。

よくある例では、

「間取りは1LDKで寝室が一つ独立していても、どうにかベッド1台置くスペースしかなかった…」

ということもよくあります。それならば大きめの1Rを借りる方が自分のライフスタイルに合っていたかもしれません。

そこで『間取り』『専有面積』『生活のイメージ』の関係を参考にまとめます!

 

1R・1K25㎡前後・1人暮らし向け
  ・キッチンやユニットバス、洗面室がある
  部屋にベッドを置いても食事テーブルを置けて、最低限の生活レベルは保たれる広さ
1DK35㎡前後・1人暮らし向け/窮屈だが2人暮らしも可能
  ・洋室とキッチン+ダイニングが分離されている
   ・1人暮らしであれば食事は洋室の場合が多いため、ダイニングスペースがもったいない場合が多い
2人暮らしであれば一人が洋室で寝ている時も、もう一人はダイニングスペースで仕事や勉強をする使い方が可能
1LDK45㎡前後二人暮らしでも窮屈感がなく生活可能な広さ
  ・寝室を別にすることも可能
  ・45㎡を切るとLDKまたは洋室が狭くなることがあるので要注意!
2LDK55㎡前後・2~3人暮らしが可能な広さ。夫婦+子供でも不満なく過ごせる間取り
  ・寝室にできる部屋が2部屋あるため、寝室を分けたり、一室を仕事や勉強部屋にあてることも可能
  ・世間的には賃貸の2LDKの割合が少ないため、他に選択肢が少ない間取りであることが欠点
3LDK65㎡前後・夫婦+子供の家族世帯が中心の間取り
  浴室やキッチンも家族世帯に合わせてサイズがワンランクアップすることが多い(コンロは3口、浴槽の容積も一回り大きくなる)

これらはあくまで参考値なので、実際に間取りを決める時は家具レイアウトをイメージしながら検討してみてください!

 

3.間取りを決めるための最重要ポイント

自分のライフスタイルを振り返りそれに適した間取りと専有面積を決めることが重要だということが、これまでの解説でわかったと思います。

「そんなに細かくまで考えられないよ…」

そのような方のために、間取り選びに影響が大きな3大項目をまとめます。

①1人暮らしか?2人暮らしか?3人暮らしか?

②2人暮らし以上なら寝室は一緒がいいか?分けたいか?

③食事スペースと寝室を分けたいか?

この3項目が決まればおよその間取りと専有面積の方針が固まるので、あとは個々のスペースの良し悪しを決めていくフェーズに入ります。

それらの詳細は今後記事でアップしていきます♪

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ブログ管理人のこぱんたです! 現役の設計者として日々業務をこなしながら、家づくりに役立つ設計ノウハウやアイデアを紹介していきます!