部屋選びで間取りサイトや内覧の確認をするとき、各部屋の細かなポイントまで確認しておくことで、引っ越したあとの後悔を減らすことができます!
この記事では見落としがちなミスと、それらに対する事前防止のためのチェックポイントを整理して連載していきます!
今回は「洋室(寝室)」に着目してご紹介していきます!ポイントは“いかに居心地のよい寝室を作るか”です!
■この記事で紹介するポイント
1.そもそも「洋室」の役割とは
2.見落としがちなミスと事前チェックポイント
2-1.ベッドとテレビの位置関係がおかしい!
2-2.シングルベッドが2台入らない!
2-3.深夜隣人の騒音がうるさい!
1.そもそも「洋室」の役割とは
主に就寝の目的で使用される部屋を「洋室」と呼びます。
別名を「寝室」とも呼ばれるため、そちらの方が馴染み深いかもしれませんね。
その他子供部屋も子供が寝たり勉強する役割を担っているため、洋室のひとつとして扱われます。
洋室にはベッド・化粧台・テレビ台などを配置しますが、引っ越してみたら部屋が狭くて置きたい物が置けなかった…なんてことが起こりがちです。
でも、事前に確認すれば防止できることばかりなので、ぜひこれから説明するポイントを確認してみてください!
2.見落としがちなミスと事前チェックポイント
2-1.ベッドとテレビの位置関係がおかしい!
ベッドに寝ころびながらテレビを観たいという方は注意が必要なポイントです。
ここでの確認ポイントは次の2点です。
①テレビを接続するアンテナ端子はどこに設置されているか
②ベッドをどのようにレイアウトするか
洋室にテレビを置きたい場合は、まず最初にテレビのアンテナ端子の位置を確認しましょう!
アンテナ端子付近にテレビを設置することで、コードが乱雑になることを防止できます。
次にベッドの位置とヘッドボード(枕付近の側板)の方向を決めることになりますが、ベッドに寝ころんだときに足元にテレビがくるような配置が理想の位置関係になります。
こうすることで、目とテレビの距離を自ずと確保でき、目にかかる負担を減らすことができます。
部屋の状況によりベッドの位置・方向が選択できない場合は、ケーブルが伸びてしまいますが、アンテナ端子からテレビを離してでもベッドとテレビの位置関係を保つことを優先することをおすすめします!
2-2.シングルベッドが2台入らない!
寝室にシングルベッドを2台並べるためには、それなりの大きさの部屋が必要です。
そこで寸法をチェックしましょう!
人が歩ける、かつベッドメイキングができる最低幅は450mm程度なので、図のような配置で
”2900mm×3400mm”
の有効寸法がとれいるかが目安になります。
ただし、この寸法はあくまでベッド2台を並べた最低寸法なので、ナイトボードやテレビ台を置く場合はその分大きな寸法が必要になるので要注意です。
また畳数の目安としては“6畳”が基準になるので、サイト上で間取りだけ確認する場合はこの数値を参考にしてください!
2-3.深夜隣人の騒音がうるさい!
隣住戸との壁が薄くて生活音が聞こえてきたり、騒音量が大きく不愉快な思いをしてしまうことがあります。
それが就寝時であればなおさら嫌ですよね。
その対策としてできることは単純ですが、隣住戸の壁から枕の位置を離すことです。
ベッドのレイアウトに選択肢があるならば、この点も注意しておきたいポイントです
□まとめ
快適な洋室を作るためにチェックすべきポイントをまとめてきました。
繰り返しになりますが、洋室づくりの要点は“いかに居心地の良い寝室を作るか”です。
寝室の快適さは住まいの満足度に大きく関わってきます。
間取り図と内覧の実測で、ぜひ洋室のかたちを確認してみてください!
物件選びのお役に立てたらうれしいです。