この記事では性能のチェックポイントをまとめていきます!
断熱性:UA値の基本・目安がわかる!
機密性:C値の基本・目安がわかる!
サッシはアルミ?樹脂?それぞれの特徴がわかる!
断熱性・気密性を高めると電気代が下がる理由
住宅の断熱性と気密性が向上するとエアコンなどの冷暖房器具の使用量が減るため、年間の電気代が下がります。
を作ればよいのです!
断熱性:UA値とは?その目安は?
断熱性能はUA値という基準値を使って判断します。
数値が小さいほど熱の出入りが少なく高断熱を示し、省エネ効果が高いといえます。
UA値0.6はZEH住宅の認定基準値で、省エネ住宅の目安にできます。
断熱性能を高めると電気代が安くなるほかに、実生活の中で次のような効果も見込めます。
各室の室温が近づき、ヒートショックが起こりにくくなる
サッシが結露しにくくなる
ハウスメーカーの中にはUA値をHPで掲載している会社もあるので、参考にしてみてください。
(2022.11時点)
・一条工務店 UA値=0.25
・三井ホーム UA値=0.39
気密性:C値とは?その目安は?
気密性能はC値という基準値を使って判断します。
※1㎡あたり1㎝の以下の隙間という意味だよ
数値が小さいほど空気が出入りする隙間が小さく、省エネ効果が高いとともに下記の効果もあります。
換気能力が高まる
花粉の侵入を防ぐ
ハウスメーカーの中にはC値をHPで掲載している会社もあるので、参考にしてみてください。(2022.11時点)
・アエラホーム C値=0.35
・桧家住宅 C値=0.80
公式でC値を公表しているハウスメーカーは少ないため、公表しているハウスメーカーは気密性に自信があるといえるでしょう。
断熱・気密と省エネに関するより実践的な内容については、この本がおすすめです!
サッシはアルミ製?樹脂製?比較まとめ
サッシにはアルミサッシと樹脂サッシがあり、どちらを選ぶかで断熱性やコストが大きく変わってきます。
特徴を比較してみると以下のようになります。
性能 | アルミサッシ | 樹脂サッシ |
耐久性 | 〇 | △ |
断熱性 | △ | 〇 |
気密性 | △ | 〇 |
防音性 | △ | 〇 |
軽さ | 〇 | △ |
コスト | 〇 | △ |
アルミと樹脂の両方のいいとこどりをしたのが複合サッシなのです。
まとめ
電気代を下げるには断熱性と気密性を高めることが大切です!
性能の基準はこの数値を目安にしてください。
C値=1.0以下が高気密住宅と考える!
省エネ住宅の作り方については別の記事でもまとめていますので、こちらも参考にしてもらえたら嬉しいです!