部屋選びで間取りサイトや内覧の確認をするとき、各部屋の細かなポイントまで確認しておくことで、引っ越したあとの後悔を減らすことができます!
この記事では見落としがちなミスと、それらに対する事前防止のためのチェックポイントを整理して連載していきます!
今回は「キッチン」に着目してご紹介していきます!
■この記事で紹介するポイント
2-1.買い物との動線
2-2.コンロの数
2-3.調理器や食器棚のスペース
1.キッチンには対面キッチンと壁付けキッチンがある!
キッチンには対面式と壁付け式の2種類あります。
対面型のキッチン(通称:オープンキッチン)というのはリビング、ダイニングと対面しているという意味で、キッチン⇔リビング、ダイニングでコミュニケーションが取りやすいメリットがあります。
料理をしながらリビングにいる人と会話ができ、家族世帯向けの分譲マンションではこのスタイルが現在の主流になっています!
壁付けキッチン(通称:オープンキッチン)はシステムキッチンが壁に面したレイアウトになっていて、閉鎖的な空間になっています。
シンクからの水はねやコンロの油はねが床に飛ぶことを防止するため、機能的な側面からみると、壁付けキッチンの方が掃除の手間がかからないメリットがあります!
2.見落としがちなミスと事前チェックポイント
2-1.買い物との動線
買い物から帰ってきた時にキッチンへスムーズにたどり着けることは日常生活で大事になってきます。
スーパーから帰ってきた時に買い物袋をキッチンカウンターや調理台にすぐに置ければ、余計な荷物移動を減らすことができます!
小さなことですが、日々の生活で起こることに注目してより快適な住まいに変えていくことで、全体的な満足度をアップさせることができます♪
2-2.コンロの口数
コンロの数は1~3口まであり、1LDK未満では1口、1~2LDKで2口、3LDK以上では3口が一般的な設置個数です。
ライフスタイルに合わせたそれぞれの目安としては、単身者は1口、2人住まいでは2口、3人以上の世帯では3口が適しています。
ただし、この目安は自炊をすることを前提にしているため、自炊をしないのであればコンロは1口あれば事足りますね!
コンロの口数でキッチンの満足度が大きく変わります。よくチェックしてくださいね!
2-3.調理器具や食器棚のスペース
キッチンのレイアウトでの一般的なセオリーでは、キッチンの背面に食器棚や調理器具、冷蔵庫を配置します。
つまり、その部分に十分なスペースが確保できていなければ、食器棚等を設置することが出来なくなってしまいます。
また調理スペースの奥行は約80cm必要ですので、システムキッチン⇔作業スペース⇔調理器具・食器棚スペースがしっかり並ぶ寸法が確保できていることを確認してください!
「冷蔵庫を設置したら電子レンジ、炊飯器が置けなくなり、キッチンから離れた棚に置くことになってしまった…」という問題にならないよう、よくチェックすべきポイントですね!
2-4.冷蔵庫のスペースと搬入動線
引っ越しの際に起こりがちな問題で多い、冷蔵庫の搬入動線についてまとめます。
冷蔵庫はシステムキッチンの背面に設置するのが一般的と説明してきましたが、冷蔵庫が玄関から設置スペースまでたどり着けないことがまれにあります。
冷蔵庫の幅は一般的に75cm×70cm程度で出回っているので、最低それだけの通路幅が取れているか念のためチェックしてください。
もし幅が足りないところがあれば、一回り小さな冷蔵庫にするか、冷蔵庫の位置を工夫しなけれなならなくなり、満足度は多少下がってしまうことでしょう。
■まとめ
この記事ではキッチンの種類によるそれぞれのメリットと、使い勝手に影響してくるチェックポイントを紹介してきました。
キッチンは毎日使う場所になるので、これらのポイントは確実に押さえて部屋選びをしてください!
寝室やリビング・ダイニングなどのチェックポイントは別の記事でまとめているので、そちらも参考にしてみてください!
物件選びのお役に立てたらうれしいです!